入院体験記・3 入院2日目

明け方になって、やっと腕を持ち上げられるようになりました。
で、早速、ニコル(あったか猫のぬいぐるみ)を枕元へ移動。撫でたり足を掴んだりも出来るようになって、少しは気持ちが楽になりました。
でも、全身かったるし、まだちょっと熱っぽい。

朝の検温時に、「腸が動いてるようなら水飲んでも良い」って言ってくれたんだけど、聴診器当ててみて結局「まだうがいだけにしておこうね」って言われてしまいました。
で、とりあえず、うがいはさせてもらえましたが、喉乾いたよ~(>_<)

10時頃に様子見に来た看護師さんから、やっと水を飲む許可が下りました。
でも、ちょっとしか飲ませてくれない(>_<)
その上、もう「歩く練習しましょうか」と来ました。
ああ、話には聞いてたけど……必要なことだと頭では解ってるんだけど……鬼?

看護師さんに補助してもらって何とか起き上り、言われた通りにゆっくりとベッド脇に足を下ろし、支えられながら立ち上がった途端に固まりました。
痛い…痛過ぎる……これは耐えがたい(>_<)
ひとまず横になり、硬膜外麻酔を一時的に増量してもらって、練習はまた後でってことになりました。

そうそう、水飲んで良くなったら、もうお昼御飯が出ました。
しかも、やたらと繊維質なものが並んでました。
絶食後、いきなりこんなにツンツンしたものばかり食べて平気なんだろうか?
もっとも、実際にはちゃんと食べられた訳ではないので、そんな心配は意味ないのですが…。

ちょっとだけ食べましたが、味は悪くありませんでした。
とにかく喉がカラカラで、付いてた麦茶と吸い物が無くなってしまったらもうそれ以上何も喉を通りません。
この時は、「今は食べ物よりも飲み物が欲しい~っ!!」って状態でした。
でも、食べられるようにならないと点滴は外してもらえないので、早く管地獄から解放されたければ、無理してでも食べた方が良いみたいです。

しばらくして、また別の看護師さんが歩く練習のためにやって来ました。
今度は何とか歩けたので、導尿管を外すことになりました。
これ、凄く煩わしいし、これが入ってる間はT字帯に分厚いパットを当てられてるので尾てい骨付近がゴロゴロして蒸し暑いんですよ。自由に寝返りうてないこともあって、邪魔くささは半端ないです。
導尿管が外れたら、管が一つ減っただけでなく、腰回りがかなり自由になった気がして開放感がありました。
但し、履いてる物がT字帯と尿漏れパッドから自分の下着になったので、何が何でもトイレまで歩かなくてはなりません。

ああ、普段おしゃれなショーツを履いてる人は、ここで要注意です。
お腹切ってるので、この時履くのは臍上まであるゆる~い下着(いわゆるグンパン)じゃないと傷に障ります。
LUNAは普段からグンパンを愛用してるので、手持ちの中から出来るだけくたびれてるものや母が間違って買って来たワンサイズ上のものを選んで持って行きました。

やっと人心地ついたところで、また看護師さん(あるいは事務の人)がやって来て、「個室が空いたから移れるけど…」と言うので、承諾書にサインして個室へ移動。
これまた、ベッドの足元に荷物を全部乗せて、ベッドごとガラガラと運ばれて行きました。
手術直後ほどではなかったけど、やっぱりちょっと怖かったなぁ((+_+))

個室は、結構開放的な空間となっていて良かったです。
天井は高かったし、ベッドの周りに空きスペースが充分あったので圧迫感はありませんでした。
圧迫感があるとパニック発作が起きちゃったりするので心配だったのですが、その点では杞憂に終わりました。
ただ、シャワー&トイレは思っていたよりショボかったです。

シャワー&トイレ付っていうからもうちょっとちゃんとした洗面台みたいのがあるのかと思ってたんですが……小さな手洗い器と半畳程度のシャワースペースが付いてるだけでした。当然、そこには期待していたコンセントなんてありません。
でも、コンセントは部屋のあちらこちらにあったので、iPodの充電には困りませんでした。

さて、夕方になって母がやって来ました。
まずは何はさておき、持っていたお茶を……。
程なく担当医師が顔を出し、何でも好きな物を食べて良いとの許可が出たので、母にプリンを買って来てもらいました。


寒天やゼラチンを使ってないプリン、という注文に応じて母が1階のコンビニで買って来たのが、「森永 焼きプリン」です。
入院前から楽しみにしてたし、お昼も碌に食べてなかったので、夢中で食べました。
以前にも何度か食べたことのある銘柄なんですが……これって、こんなに美味しかったっけ?
飢えていたからか、心が欲していたからか、とにかくメッチャ美味しかったです(*^_^*)
おかわりしたいくらいだったけど、それで夕食が入らなくなったら困るし、こういうものは1個だけ食べるから楽しいので我慢、我慢。

夕食を食べた量で腕の点滴を抜くかどうかを決めると言うので、夕食は頑張って食べました。
おかずは野菜ばっかりで、普段なら敬遠するところを、管から解放されたい一心で黙々と口に運んだ結果、めでたく寝る前に点滴を外してもらえました。
これでトイレに行くのに機械を引っ張って行かなくて良くなったし、起き上るのも格段に楽になりました。
何せ、降りるのと反対側に点滴が繋がってるので、随分と気を遣って起き上らなきゃいけなかったもので……(-_-;)
でも、針はつけたまま。そこから出てる短い管は丸めて大きなテープで腕に張り付けられました。

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